今日の日記

二月の呆け進行度とその対策 2月29日
 今日は26日からの北海道網走方面の旅行を終えて帰京。女満別空港では快晴無風だったが、東京に近づくにつれて雪模様、12時半に羽田空港に着くころにも雪の中での着陸。よほど網走より、東京の方が寒い感じだ。今月も終わりだが、毎月末に、呆け具合の進行度を自己調査している。
 今月は一時的にショックだったのは、友人の墓参に行って般若心経を行じたとき、突然忘れてしまったことだ。最初の出だしの部分は出てくるのだが、すぐに途中からの文言になってしまって、続かない。要するに前半の部分をすっぽりと忘れてしまったのだ。あれやこれやと考えながらやっと半日くらいしてから、欠落した部分を思い出して、般若心経全体を行ずることができた。しかし何十年もやって暗唱していた般若心経をすっぽり忘れたのはショックだった。
 財布が無くなったり通帳が無くなるなどの大きな出来事はなかった。ただ長年愛用している小銭入れが無くなったり、カギが無くなったりはしたが、何日か経つと、オーバーのポケットや背広の中から出てきた。要するに物はなくなるが、あわてないで待っているとだいたい半月が一か月後には出てくるということだ。カギのかけ忘れも何度かあったが、これも慣れてくれば、あわてる必要もない。全てあわてないで、時をまつというのが物忘れに対処する最善の方法だ。
 今月一番の忘れ物は、26日に北海道に向けて立つ朝。4時半に起きて、7時55分の羽田発、女満別空港行きに乗ったが、十分余裕で全てを点検して出たにもかかわらず、モノレールの中で義歯を忘れたことに気付いた。歯医者から「徘徊さんは80歳まで20本は残りますよ」といわれているくらいだから、たとえ義歯がなくても食事にそれほど不自由はない。まあ、あまり大口を開けて笑わないように気を付ければいい。それに義歯を入れるということは面倒くさいし忘れることも多い。
 昔、はじめて一本入れ歯をした。医師にいわるままに数万円する歯をつくってもらった。ところが上野からの新幹線に乗って、越後湯沢駅で下車したとき、洗面所に入れ歯を忘れたことに気付いた。『おーい待ってくれ」と叫んだが、列車は待ってくれない。ずいぶん損をした気がして、以後はすべて保険がきく範囲で義歯を作っているが、数万円の義歯と大差はない。
 思い込みによる、物忘れはあいかわらずだ。財布を持たなくてはと思ったが、実際にはポケットに入れていない。しかしそれを入れたと思い込んで外出する。そういうことはざらにあるが、これもあわてないで、エレベーターを下りるときにポケットをまさぐって、点検して引き返せばいい。そういう対処の仕方で、およそ大きな物忘れは今月はなかった。だが約束した日時を勘違いして人に迷惑をかけることがたまにある。申し訳ないかぎりだ。
   
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徘徊老人

Author:徘徊老人
80歳の徘徊老人です。
趣味、杖を引いて歩くこと、
お四国歩き遍路、ごみひろい
路上公園などの観察、
キョロキョロ歩き
読書、眠り薬になること多し

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