今年の呆け進行度

12月の呆け進行度とこの一年 12月28日
 今朝は6時前に目覚めてぎりぎり6時半の体操に間に合った。二週間ばかり顔がみえなかった93歳のおばさんが、杖を引いて現れた。ちゃんと手足を動かして体操をされている。体操が終わると常連らしい数名の女性たちが、一斉に集まって声をかけている。やはりみなさんが、おばさんのことを気にかけていたのだ。なんとなくほっとする。
 メール仲間からのコメントあり。名前:りまど タイトル:こんばんは!12月の漫歩さんのボケ進行度記事・・楽しみにしています。今年一年仲良くしてくださり有り難う御座いました。数え日に為りましたね・・本日でブログ休みます。また来年どうぞ宜しくね。良いお年を・・
名前:ビオレタ タイトル:No title[日々楽しく、苦しく、それでも希望があった。若さというものはそういうものだろう。素晴らしいコメントです。何も怖くなかったって歌詞がありましたね。
 振り返ると、この1年の呆け進行度はかなりのものだった。なによりも困ったことは、メールの宛先の数が多すぎるせいもあるが、まったく名前と顔が出てこない。これでは消去するしかない。まあメールは受信した方に返信すれば足りるが、さらに困ったことは、携帯電話に掛けようと思っても、顔だけは浮かぶが名前が出てこない。携帯をもったまましばし立ち往生することが多くなった。これから名前と顔が一致しないで、あなたは誰でしたっけ、というようなことが起きる可能性大だ。
 次に困ってしまうのは、方向感覚の喪失だ。先日、国分寺駅で待ち合わせをした。友人にいい喫茶店があるから案内しますと連絡してあった。ところが国分寺駅に着くと、予定していた大通りの喫茶店というイメージと全く違う。よく考えると、案内しますと言った喫茶店は国立駅の大通りにある喫茶店だった。それを勘違いして国分寺のつもりで約束した。しかし会議があるのはたしか前に来たことのある国分寺労政会館だ。駅前の交番で聞くと徒歩数分のところにある。やっと国分寺と納得。友人を前に国分寺で立ち寄った喫茶店に案内して事なきを得た。やれやれ。
 忘れ物に関しては、今年は財布をトイレに置き忘れて、紛失したと思い込み、銀行やカード会社に電話してストップしてもらう大騒動があった。しかし1年を振り返ると、大きな忘れ物はなかった。ほとんどが室内や季節で交代する背広のポケットなどから出てきた。ようするに、室内で置き忘れたものが大半で大きな損害はなかった。あわてなければ、いつかわ出てくるという変な自信がついてきた。メガネ、携帯、財布、小銭入れ、手帳、保険証など大事なものが一時的になくなることはあったが出てきた。何よりも大切な30数年使ったレイバングラスをなくしてがっくりしたが、これも室内のメガネケースに鎮座ましました。
 12月の最大の損失は、御徒町のデパートで函館産の出し昆布を買った。それをリュックにすぐに入れないで、ビニール袋のまま電車に乗った。帰って間もなく、忘れたことに気付いたが後の祭りである。大枚1800円を失ったのは大損失だが、まあこれくらいで今年最後の物忘れが済んだのを、良しとしなければならない。神経外科医が言った言葉「徘徊さん、嫌いな人の名前を忘れるようになったら要注意。ぼけの始まりです」。まだ嫌いな奴の名前は思い出せるから大丈夫かなと自己満足の傘寿老人である。
  忘却も救ひなるかな年の暮れ 漫歩
       (写真 柚子 「彩時記」より)

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徘徊老人

Author:徘徊老人
80歳の徘徊老人です。
趣味、杖を引いて歩くこと、
お四国歩き遍路、ごみひろい
路上公園などの観察、
キョロキョロ歩き
読書、眠り薬になること多し

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