つぶやきカレンダーから

6月の『つぶやきカレンダー』から 6月29日
 何回かこのブログで紹介した、松本市の指人形「がらくた座」のちいばあちゃんこと木島知草さんが30年にわたって発行している『つぶやきカレンダー』を昨年から購入している。このカレンダーの特徴は、すべてちいばあちゃんの手書きであること。そしてちいばあちゃんの詩が載ってることだ。メール仲間のねこさんから一文あり。「もうすぐ、6月も終わりますが、今月の『つぶやきカレンダー』はまさに徘徊さんのために書かれたようだと思っています。ひとや本(文章)との出会いは偶然ではなく必然ではないかとさえ思えます」。そういわれて改めて、6月のちいばあちゃんの詩を読み返してみた。
  こころのありようをうつしだし 人のかおはつくられてゆく
  たっぷり泣いて たっぷり怒って たっぷり笑っていつしか
  苦のまんまおだやかであると云う
  仏のこころにだどりつけるでしょうか
  地蔵のかおになれるでしょうか
 なるほどねえ。80年も生きて見ると、怒ったり、泣いたり、笑ったり、喚いたりとさんざんだったが、苦楽ともにかみしめることで、人生の味と言うものがなんとなくわかる気はする。到底、仏のこころや、地蔵のかおにには及びもつかないが・・・。さらに6月のカレンダーの詩の下の欄に細かい字でなにかが書いてある。手書きの般若心経だ。左にはさらに細かい字で、拡大鏡で読んで見るとこう書いてあった。「93歳まで生きぬいてくれている母が、父が他界(47歳でした)後から毎日「般若心経」を唱えている姿をみて、つれあい(50歳)亡き後、私も毎日唱えるようになりました。植物、動物にも祈り唱えます」。
 偶然の一致だが、徘徊も父が三十数年前、76歳で逝った後、6人の兄妹がいるが誰一人般若心経を唱える者がいない。父があれほど毎朝、毎晩唱えていた般若心経とは何かと気になりだした。解説書を読み、般若心経のテープを買って唱え方を勉強した。そしてついには、四国歩き遍路を68歳から始める契機になったことを思い返した。なるほど、ちいばあちゃん母娘との出会いは、必然だったのかと頷いた次第。
 万緑やあの友この友南無阿弥陀 漫歩
     (写真 つぶやきカレンダー 表紙)


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徘徊老人

Author:徘徊老人
80歳の徘徊老人です。
趣味、杖を引いて歩くこと、
お四国歩き遍路、ごみひろい
路上公園などの観察、
キョロキョロ歩き
読書、眠り薬になること多し

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