「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」

「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」 16・1・28
 民主党の参院選向け新ポスターが話題を呼んでいる。民主党が今年夏の参院選に向け作製した新しいポスターの内容が分かった。ポスターは3種類あり、うち1枚は、党の支持率が低迷している現状を踏まえ、「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」とアピール。続けて「そんなあなたへ。すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください」と記している。他に、安倍晋三首相の“1強”状態を捉え、「一強打破」とだけ太書きしたものと、安倍政権の重要政策「1億総活躍社会の実現」を念頭に「1人ひとりを大切にする国へ~1人を見捨てる国が1億人を幸せにできるはずがない」と訴えるものを用意したという。
 民主党の参院選向けポスターを見て過去の民主党が敗北した選挙のポスターを思い出した。それは2005年の郵政選挙のときで「日本を諦めない」というポスターだった。当時の民主党は上り坂にあったが、この「日本を諦めない」というポスターは意味不明で、誰がこんな物作ったのか疑問に思った。当時総選挙に向け、新TVコマーシャル「日本をあきらめない篇」と選挙用ポスターの記者発表を、総合選挙対策本部事務局次長の福山哲郎参院議員が党本部で行った。当時は小泉首相が「自民党を潰す」と宣言した郵政選挙のときだった。この何とも迫力もなく具体的に訴えるものがない『日本を諦めない』というポスターに嫌な感じがした。案の定、小泉郵政選挙は、反対派には対立候補を立てるという荒業を含めて日本全土で一種のブームを巻き起こした。その当時の党首が、まだ若い民主党の岡田克也氏だった。その岡田氏が11年後の、民主党再建の党首となっているが、アピールするものがない。明らかに岡田民主党は有権者から嫌われている。
◆辺野古移設反対の民意を「お気の毒だが辺野古で」と言う岡田党首
 嫌われている原因は何か、国民の不信をかった過去の民主党政権に対する有権者の不信感を払しょくすることをしないで、嫌われているけど、民主主義は守りたい、などという泣きごとによって支持が回復するだろうか。もっとも指弾されるべきは、民主党には野党第一党としての責任感がない。いまだに政権時代の古証文にとらわれて一歩も動けない。立憲主義に立って、平和・民主主義・基本的人権を守ろうという。その具体的方向は脱原発であり、辺野古移設であり、違憲の安保法だ。国会周辺に集まるデモも、地方のデモ集会も三者は一体のものとして確認されている。しかし岡田党首は依然として民主党政権が失敗した辺野古移設県外国外に懲りて反対をしない。そして聞かれると「沖縄の方には気の毒だが辺野古で行くしかない」(就任会見)とか宜野湾選挙が自公政権とオール沖縄の翁長知事との対立になっていても「新たな移転先が見つからないまま『現在のプランがダメだ』というのは無責任だ」と関与しない姿勢を示した。(1月22日記者会見)頭が固いというよりおかしい。
 もっともアメリカの軍事基地が集中し、それに対する沖縄県民があらゆる選挙(総選挙・県知事選・参院選・名護市長選)などで明確に「辺野古移設ノー」をつきつけた。宜野湾市長選で安倍政権側が勝利したといっても、勝利した自民党現職さえ「辺野古移設」には全く言及しなかった。それくらい県民の意志は固いと分かっているからだ。平和的生存権、地方分権ともに安倍政権に否定され差別されている沖縄を「お気の毒」しか言えない野党第一党首の岡田氏が「嫌われる」のは当たり前だ、これが東京で都知事、都議会、国会議員がすべて「横田基地返還」を決議したら「お気の毒だが」といえるか。お気の毒だが参院選挙の民主党敗北はやむを得ないと断言する。

      (写真 民主党の参院選挙用ポスター)
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Author:徘徊老人
80歳の徘徊老人です。
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