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野党総崩れの中勝利、神奈川12区と沖縄

野党総崩れの中貴重な勝利 神奈川12区と沖縄 17・10・31
◆阿部知子氏の神奈川12区勝利とその支持分析
 10月22日投票の総選挙は、すでに分断された野党の敗北が歴然としたなかでの選挙だった。徘徊の興味は2点だった。第一は神奈川12区の阿部倍知子さんの選挙結果である。阿部さんは元社民党から代議士となりすでに6選だが、いずれも比例区での復活であり選挙区の当選はなかった。しかし前回2014年の総選挙では、自民党候補と競り合って715票という僅差で敗れ比例区当選となった。今回はこの700票の差を乗り越える可能性はあった。それは野党統一候補となれば、阿部さんの選挙区である藤沢市・寒川町で前回約1万五千票を獲得している共産党との協力が可能となる。
 小池希望の党による候補者選別というリベラル外しに真っ先に抗議し「新しい独裁者は要らない」と宣言した阿部さんの姿勢に同感する人たちが、立憲民主党を立ち上げた。したがって、共産党は神奈川12区では阿部さんと共闘する大義名分が整ったわけである。しかし不安いっぱいだった。というのは折からの悪天候による投票率の低下である。しかし、あの悪天候の元でも3年前の投票率を上回ったと分かってホットした。また朝日新聞の出口調査によると、共産党支持者は、80%が阿部知子に投票、無党派層の53%が阿部に投票した。さらに自民党支持者の11%、公明党支持者の13%が阿部知子に投票している。(朝日新聞神奈川版17・10・26) 選挙区当選の報は深夜、秘書の女性から「NHKで当確が出ました」と携帯メールが届いた。小さくバンザイをして眠りに着いた。
◆沖縄選挙の結果 オール沖縄宜野湾や辺野古で完勝
 第二は沖縄の選挙結果である。これについては佐藤優氏が、東京新聞のコラムで、適切なコメントをしている。―22日に行われた衆議院議員選挙(総選挙)で、沖縄の四つの小選挙区の一つで、辺野古新基地建設を容認する自民党候補が当選したことから、”翁長雄志知事の支持基盤である「オール沖縄」の影響力が弱まったという見方があるが、これは間違った評価だ。2014年の総選挙で落選した候補者のうち、辺野古新基地に賛成する4人が九州(沖縄を含む)比例区から復活当選していた。今回の総選挙にこの4人も立候補し、一人が小選挙区で当選。一人は小選挙区で落選したが比例区で復活当選し、残りの二人は小選挙区で落選した上、比例区での復活もかなわなかった。結果から見ると沖縄を基盤とする国会議員のうち、辺野古新基地建設への賛成者が二人減少したのである。今回の総選挙で沖縄の圧倒的多数の民意が辺野古新基地建設に反対で再度明確にされたといってよい。しかし、東京の政治エリート(国会議員官僚)にこの現実が見えていない。日本の陸地面0・6%を占めるにすぎない沖縄県に在日米軍基地の70%が所在するという不平等で差別的な状況を改善せよというのが沖縄人の総意だ。辺野古新基地を強行すると、いずれかの段階で大規模な流血が発生することになると筆者は懸念している。(-佐藤優 本音のコラム 総選挙と沖縄 東京新聞17・10・27 作家・元外務省主任分析官)―
 昨年春の宜野湾市長選は自民が勝ったが、今回の総選挙では辺野古反対を一貫している照屋寛徳氏が、自民党候補に3千票余の差をつけて勝利した。辺野古基地を抱え名護市では、玉城デニー氏が自民党候補に3千票余の差をつけて勝利した。来年1月の名護市長選挙を控えての、この勝利の意味は大きい。
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徘徊老人

Author:徘徊老人
80歳の徘徊老人です。
趣味、杖を引いて歩くこと、
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路上公園などの観察、
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