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酒好きの友だちは料理が上手い

酒好きの友だちは料理が上手い 17・11・23
 徘徊老人84歳、間もなく来年一月には85歳となる。多くの先輩友人があの世に逝った。わたしは酒を嗜まないが酒好きの友人はたくさんいた。なかでも2001年に死んだ今ちゃんこと今泉清君のことは忘れがたい。ともかく酒好きで深夜まで平気で梯子した。それでいて朝はマラソンをやったり、仲良しの初岡昌一郎さんと三人で築地の朝市に朝飯を食べに行った。ある時、車の運転をしていて足が不自由になり、検査の結果、軽い脳梗塞と分かった。それでもまた治ると飲み、再発しても治ると飲むということで、ついに三度目の発作で肢体不自由になった。そして当時住んでいた江戸川の自宅近くの交差点で軽トラックにはねられて即死した。享年64歳という若い死だった。
 私が四国歩き遍路を始めた2001年のことだ。それ以降不思議に、酒好きの親友たちが次々に倒れてあの世に逝った。私の歩き遍路1年目は、まさに酒飲みの親友たちの思い出と、弔いに歩いているという感があった。今や、旧社会党や社青同、公害研時代の先輩友人の中で健在なのは十指に満たない。しかし今なお酒を飲み続けて元気な友人もいる。
◆酒飲み料理上手読書好き大老人 渡辺文学さん
 タバコ問題情報センターの文さんこと、渡辺文学さんだ。彼とは1970年に社会党本部を辞めて、公害問題研究家会を発足させて以来47年間の付き合いだ。酒は大好き、煙草は一日100本のヘビースモーカーだった。加えて酒飲み運転の常習犯だった。それが3年後に期するところあって、煙草を止め車の運転まで止めたから周囲は驚いた。以降、彼は日本の嫌煙禁煙運動のリーダーとして活躍、80歳にしてなお斗酒なほ辞せずの健康体である。文さんは酒好きだから料理もうまい。事務所に毎日出かけてきて一日中働いているが、夕刻ともなると自分で料理を作って、酒を飲むことを唯一の楽しみとしている。昨夜もお呼びがかかった。禁煙運動の仲間が卵焼きを作ってくるから夕食を一緒にしましょうという。
 常日頃、キャベツ汁に玄米雑炊を主食としている粗食の徘徊には、まことに豪華な夕食である。いったい何品あるメモをしてみた。①おでん きんぴら、②卵焼き、③ポテトサラダ、④野菜の佃煮、⑤蛸の刺身、⑥キューリと茄子の漬物、⑦生姜の浅漬け、⑧巻き寿司等など。文さんのお得意はおでんと、ポテトサラダだ。これが実に薄味で旨い。すべて彼の手作りである。おまけに文さんの読書力にも驚嘆する。
 彼は一カ月に新書版の本を10冊から15冊読破する。徘徊にも読むようにと、回してくれるのだが、こちらは三分の一くらいで眠くなってしまう。ほとんど読了するということがない。速読だと自慢しているが、その実、すぐに眠くなってしまうのだ。文さんから今朝メールが届いた。それは、禁煙ジャーナルの執筆者高信太郎さんから送られて来た、かつて韓国初代総統の伊藤博文を射殺して死刑となった安重根の書だった。韓国では独立運動の英雄となっている人だ。彼の達筆に驚いたが、その一文に心魅かれた。読書家の文さんから徘徊への皮肉かも(笑)
一日不読口中生荊刺 安重根 (一日でも本を読まなければ口中に荊が生えるほどつらいものだ)
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徘徊老人

Author:徘徊老人
80歳の徘徊老人です。
趣味、杖を引いて歩くこと、
お四国歩き遍路、ごみひろい
路上公園などの観察、
キョロキョロ歩き
読書、眠り薬になること多し

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