FC2ブログ

漫歩俳句遊び 風鈴の会第12句集『祖霊』 

漫歩俳句遊び 風鈴の会第12句集『祖霊』 18・⒓・31
 2009年の一月から渋谷で開かれていた句会、風鈴の会に参加して足かけ10年になる。句会は、それより二三年前に始っていた。知人に誘われ「牛に引かれ喜寿の手習い初句会」というのが当年の句集に掲載された。それから今年の第12句集まで10冊の句集に、風神子先生と規子先生の選句から15句選んで掲載して頂いた。年少のころから、一人で俳句は作っていたが、正式に句会に参加して、先生のご指導を受けたのは初めてのことだった。
正岡子規の流れをくむ句会だけに、季語をきちんと入れて俳句をつくるという原点とその厳しさを学んだ。
 今年の暑さと、年齢による体力の衰えを痛感し、20人前後の句会で、計140句の中から、7句を選ぶというのに三時間はかかるということもあり、今年の6月で退会した。九段北界隈で、渡辺文学さんなどと月一回、数人の仲間と句会をやっていることもあり、風鈴の会は退会した。これが最後の句集であり、以下に今回提出した15句を載せた。
風鈴の会 第十二句集『祖霊』掲載15句
 さりげなく手を振る別れ合歓の花
 夏風邪や痰切り地蔵にお賽銭
 夏草や里に残るは墓標のみ
 馬追を聞けば馬車引く祖父のこと
 被曝せし友みな逝きぬ原爆忌
 蝉時雨無名戦士の墓に降る
 掌を引きし娘に手を引かれ老いの秋
 返り花人に知られぬ恋もして
 冬陽背に杖曳くふたり影長し
 湯たんぽを抱いて寝て起き顔洗ふ
 若き友逝く春灯下泣けてきし
 君の名はと問うて笑はれ春の風
 海賊船列なし待つや湖の春
 花万朶兵は静かに無言館
 少年のやうに裸足で芝駆ける

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ようこそ!「老人はゆく」へ
「老人はゆく」へようこそ

徘徊老人

Author:徘徊老人
80歳の徘徊老人です。
趣味、杖を引いて歩くこと、
お四国歩き遍路、ごみひろい
路上公園などの観察、
キョロキョロ歩き
読書、眠り薬になること多し

最新記事
リンク
最新コメント
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR