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朋あり遠方より 半世紀を超える郵便友達二人 20・1・29

多くの先輩、知己、友人は多くはこの世を去った。米寿老人になって昔の友達と会えるのは夢の中ばかりだ。しかし岡山の友人田上さん、北海道の友人正木さん、お二人とも90歳。田上さんは20余年前に奥さんがなくなって一人者。正木さんは生涯娶らず独身を貫いた独り者。二人に共通しているのは、パソコン、メールなど無縁、携帯電話は持っているが電話は来ない。すべてハガキか手紙である。
◆零下20度で雪掻きに奮闘擦る北海道網走の正木老
先週の正木さんの手紙に驚いた。朝は零下20度。数メートルの雪掻きをした。北海道はは早々に除雪車が出動して道路の除雪はしてくれるが、自宅から道路までは個人が除雪機で雪掻きをする。しかし故障すると自分の手で、スコップを持って雪掻きだ。奮闘数時間やっと終わるとクタクタになってベッドに倒れ込んで数時間寝たというのだ。北海道北見の空港から一時間、車がないとどこにも行けない。私は、もういい加減に、近くの北見市が釧路市に出て、住んだらどうだと言うが、彼は頑として応じない。
◆63年間の郵便友達 頑固者 刎頚の朋田上老
岡山の友人田上さんは、岡山を出て社会党本部と言う所に入った22歳、1955年から今日まで、63年間の郵便友達だ。岡山にいたころ、二人とも失恋して、同病相哀れむ関係もあって、悪い遊びも教えてもらった。彼に言わせると、刎頚の友となった。その後奥さんを亡くし、離婚して同居していた息子も家を出で、市内のマンションに入った。息子のために岡山市の郊外に二階建ての家を建てた。二階は息子が結婚した時、住めるようにしたが、嫁さんが嫌がった。そしてついに離婚、息子も独り者となった。
人生、計画通りには行かないのだ。そしてお二人ともかなりの頑固者と来ている。そういうところが米寿老人は好きなのだが世間では変わり者だろう。つい数年前までは、二人で東海道線の好きな温泉宿などへよく旅したが、もうかなわない。最近の手紙に曰く。君は春に津山に墓参に帰るというが反対。今は帰ってくるな、との忠告。
 夢に出る 朋みな若き 春の夜 漫歩
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徘徊老人

Author:徘徊老人
88歳の徘徊老人です。
趣味、杖を引いて歩くこと、
お四国歩き遍路、ごみひろい
路上公園などの観察、
キョロキョロ歩き
読書、眠り薬になること多し

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