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全国唯一コロナ死者ゼロの島根県知事苦渋の決断県内の聖火リレー中止 20・2・26

◆コロナ死者ゼロの根県の丸山達也知事が怒って要り理由 (毎日新聞21・2・25)
「県内での東京五輪の聖火リレー中止」を検討すると表明し、波紋が広がっている。新型コロナウイルス感染症への政府と東京都の対応が「不十分」であることが理由で、25日には上京して国や県選出国会議員に対策強化と経済支援を要望した。全国で唯一コロナによる死者がゼロ(24日現在)の島根県。その知事がなぜ、激しく怒っているのか。県内の声に耳を傾けてみた。
「私自身の力不足もあり……成果が出ていない。大変申し訳なく思っている」。17日午後、臨時実行委員会で聖火リレー中止検討を表明した後の記者会見。心境を問われた丸山知事は時折涙ぐみ、声を詰まらせた。年末のコロナ第3波以降、政府や東京都のコロナ対策を再三非難しても事実上「無視」されてきたことを「わびた」のだ。小池百合子都知事について「(自分と)大きな力の差を感じているが、この差を県民に及ぼしてはいけない」と感情をあらわにする場面もあった。
◆後ろ盾の県議には事前相談
 丸山知事の人柄についてある県幹部は「純粋」と評する。「しがらみが少なく、自分が与えられた権限を全部使って県民の命や生活を守るという信念があると思う。(聖火リレー中止検討は)なるべくしてなった。意外ではない」と語る。強固な保守王国で知られる島根。中選挙区時代は竹下登元首相と桜内義雄元衆院議長が競り合い、青木幹雄氏は「参院のドン」と称された。地元政界のお眼鏡にかなう人物が知事の椅子に納まってきたが、時代は変わった。
 地元選出の現職衆院議員である竹下亘、細田博之両氏はいずれも派閥の長とはいえ、地元のグリップ力低下は否めない。そんな中、福岡県出身の総務官僚だった丸山氏が、過去に島根県に出向した縁もあり、2019年春の知事選で自民系の中堅・若手県議らに担がれ、竹下氏らが推す自民推薦候補との保守分裂の激戦を制した。
 丸山知事誕生に尽力した五百川(いおがわ)純寿県議(72)は、聖火リレー発言について知事から事前に相談を受けていた。「こういうふうに言おうと思っている、と。『同感だ』と答えておいた」。
◆松江の繁華街「100軒以上が休廃業」
 そもそも島根で何が起きているのか。死者数は全国唯一ゼロで、感染者数も284人と3番目に少ない(いずれも24日現在)。それでも松江の街に目を移すと、東京や大阪と同様、深く傷ついている。風が吹けば飛ぶような店ばかりなんですよ」。JR松江駅近くにある松江市内随一の夜の街・伊勢宮地区で居酒屋を経営する小林勝美さん(51)は語る。年末年始の売り上げは前年比95%減。国の無利子融資で運転資金を借りるが、返済の見通しは立たない。19日に他の飲食業者とともに県に給付金などの支援を要望したが、その前にきちんと調べようと同地区内を歩いてみて、ぼうぜんとした。200メートル四方ほどのこぢんまりとした繁華街で、実に100軒以上が休廃業していたのだ。
◆丸山達也・島根県知事の主な発言
 国は緊急事態宣言地域では時短要請に応じた飲食店に1日6万円の協力金を支給しているが、非宣言地域は対象外。自前の協力金制度を設けた自治体もあるが、島根県は財源不足のために手が打てていない。感染拡大を抑えているのは、客席を減らし、自主的に営業時間を短縮している飲食店主ら県民の努力が大きい。年末年始、県は感染拡大地域からの帰省自粛を呼び掛け、年始に成人式を予定していた県内12市町は全て延期した。かき入れ時に帰省客も観光客も来ない。小林さんは、外食自体を控える空気が、東京などの大都市圏から島根にも押し寄せたと感じている。「国の支援格差はあまりに不公平。(仲間は)みんな同意見だ。だから知事は国に言い続けてほしい」。知事はそうした県民感情を、機敏にくみ取ったのだ。
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徘徊老人

Author:徘徊老人
88歳の徘徊老人です。
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